「宮崎興二の4次元ミュージアム」展
【開催期間】 2020年6月2日(火)~12月6日(日)
前期:6月2日(火)~8月30日(日)
後期:9月6日(日)~12月6日(日)
【休 館 日】 月曜日(祝日の場合は翌日)と祝日の翌日
※展示替え:8月31日(月)~9月5日(土)
※8月11日(火)は臨時開館
【開館時間】 10:00~17:00(入館16:30まで)
【入 館 料】 大人300円(250円)
シルバー250円(200円)
高大生200円(150円)
小中生100円(70円)
※( )内20名以上の団体料金
※障がい者割引あり
※ココロンカード利用可
※65歳以上の方は、年齢確認の出来るものをご提示ください。
【関連事業】
「ギャラリートーク」…作家とキュレーターが作品の見どころを立ち話形式でお話します。参加費:無料
※都合により、一部、変更になる場合があります。
西脇市岡之山美術館では、このたび、アートとサイエンスをつなぐ多面体や多次元のかたちの研究で国際的に知られる宮崎興二の個展を開催します。宮崎興二は、1940年に生まれ、10歳のとき日本赤十字社の小学生向きポスターコンクールで最優秀賞を受賞して以来、絵画に目覚め、その後幾何学好みを生かして建築工芸学の道に進んで、図形科学、建築、アート、文化史、幾何学など多領域的なテーマを巡りながら独創的な研究・創作に携わってきました。80歳を迎えてなお、さまざまな著述や作品制作などの分野で旺盛な活動を展開しています。本展では、1964年から2020年にわたって、自らのライフワークとして綿々と描き続けてきた《夢幻次元のパノラマ》と名付けられた、知られざる水彩のシリーズ作品16点を一堂に展示します。この作品は折に触れて各地で部分的に公開し、批評を仰ぎながら、その意見を取り入れて継続的に加筆されてきたものです。これまでまとめて公開されることがなかった作品からは、建築関係の高次元図形科学者として知られるとともに、一人の画家、芸術家としてあり続けてきた宮崎興二の類まれな想像力のありさまが如実にうかがわれます。
今回、宮崎興二の美術館における初の本格的な個展として、上記の完成作品とともに、ユーモアのセンスにあふれ、鋭い空間感覚と高次元図形の理解をもとにした多彩なドローイングや高次元グラフィティのイメージ、さらにゆかりのある研究者や専門家のイメージなどを紹介し、芸術家かつ工学者としての宮崎興二の世界に迫ります。
※本展ポスターは横尾忠則氏デザインです。販売もしています。
チラシ表面のPDFファイル(PDF:7.1MB)
チラシ裏面のPDFファイル(PDF:2.88MB)