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ヤブデマリ 林道の脇に、白い花をたくさんつけた木がありました。近づくと、凹凸のある葉っぱと、ガクアジサイのような花が可愛らしいですね。 撮影地:西脇市黒田庄町門柳 撮影者:奥田 亜希子(地球科学館) |
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ジャケツイバラ 最近山の中の道端などで、黄色い房状の花をよく見かけます。近づいてみると、蝶のような黄色い花びらと、オレンジ色のおしべがきれいな花が咲いています。可愛らしい花ですが、うかつに近づくと枝にある鋭いとげが服にからまり、動けなくなります。 撮影地:黒田庄町門柳 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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アカバナ科 | |
アカバナユウゲショウ 通勤路の脇にある田んぼのあぜに、小さなピンク色の花がたくさん咲いているのを見かけました。車を止めて近づいて見ると、ピンク色の花びらにすじ状の模様がついたけっこうかわいらしい花でした。調べてみると、アカバナユウゲショウという種類のようです。夕化粧の名のとおり、夕方から花が咲き始めます。通ったときがまだ昼過ぎだったので、まだ開きかけの花がたくさんありました。 撮影地:西脇市中畑町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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マツヨイグサ(月見草) 最近、道路脇にマツヨイグサの黄色い花をよく見かけます。マツヨイグサは、夕方に咲き始め、朝にはしおれてしまいます。このため、月見草とも呼ばれています。道ばたで見かけるのはおもに昼間も咲いているアレチマツヨイグサのことが多いのですが、家の近所にマツヨイグサの群生を見つけました。夕方暗くなってから咲き、朝にはしおれてしまうので、なかなかいい写真が撮れません。 ところで、マツヨイグサ類のつぼみや芽は食べることができます。食べてみる? 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ミズタマソウ 近くの公園で、透明の毛がたくさん生えた小さな花を見つけました。よく見ると毛の先が曲がって、マジックテープにそっくりです。この毛で動物の体などにくっついて、種を運んでもらう「ひっつき虫」です。植物の不思議を感じますね。 撮影地:山南町 撮影者:奥田 亜希子(地球科学館) |
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アブラナ科 | |
セイヨウカラシナ 加古川河川敷を埋め尽くして咲いている菜の花は、セイヨウカラシナです。「菜の花」として売られているのは同じアブラナ科のハナナです。 アブラナやハナナは花の形がきれいな十字型なのに対して、カラシナは2枚ずつがほぼ並行になって、H型になっています。 芥子菜の名のとおり、おひたしにするとぴりっと辛くいただけるそうです。 撮影地:西脇市鹿野町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ナズナ 2006年は3月中旬になって、急に春らしくなってきました。へそ公園内も、近くの田んぼの畦も、緑色に覆われてきました。 にしわき経緯度地球科学館の近くの田んぼで、ナズナが春の風に揺れていました。小さな白い花とハート形の実がかわいいですね。 撮影地:西脇市上比延町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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タネツケバナ へそ公園で小さな春を探して歩いていると、タネツケバナの白い花を見つけました。 タネツケバナという名前は、この花が咲く頃になると、種を水に漬けて田植えの準備をしたことから付けられたそうです。 季節の移り変わりを敏感に感じる自然の力にはいつも驚かされます。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ショカツサイ 中国原産のショカツサイは、アブラナ科の植物で、紫色の花をたくさん付けます。この花が咲く頃には暖かくなり、生きものたちは生き生きと活動を始めます。この日もビロードツリアブがせっせと花をまわりながら蜜を集めていました。 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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アヤメ科 | |
キショウブ 加古川の堤防を走っていると、所々にキショウブの黄色い花が集まって咲いています。 もともとはヨーロッパ原産で、栽培用に輸入されたものが広がった帰化植物です。 撮影地:西脇市大垣内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ニワゼキショウ 今年もニワゼキショウの季節がやってきました。へそ公園の芝生の中に、たくさんの花が咲いています。たくさんの小さな花が風に揺れているようすは、まるで星がまたたいているようです。 ニワゼキショウには白い花のものと赤紫の花のものがあります。混ざって咲いているときれいですね。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ニワゼキショウ へそ公園の芝生の中に、ニワゼキショウの赤紫色の小さな花がたくさん咲いています。6枚の花びらが開いて星のように見えます。赤紫色に混ざって時々薄紫色の花も咲いています。先日、昼間の仕事が終わって夕方に写真を撮ろうとしたら、昼間たくさん咲いていた花がひとつもなくなっていて驚きました。この種類は、1日で花が終わってしまうのだということをあとで知りました。花が終わると、小さな丸い実をつけます。黒い縦縞がついていて、スイカのミニチュアのようです。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ニワゼキショウ(白花) ニワゼキショウの花には、赤紫色の他に、写真のように白いものもあります。ともに北アメリカ原産の帰化植物です。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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シャガ 家の近くの藪に、シャガの群生地があり、毎年春になるとたくさんの花を咲かせます。 近くで見ると、花びらのもようや縁のギザギザなど、繊細な造形美に思わず見とれてしまいます。 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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イネ科 | |
ススキの穂 通勤途中、秋の日差しを浴びてススキの穂が輝いているのを見つけました。あまりの美しさに車を止めました。逆光に光って揺れている穂はまるで銀の波のようで、昔からこの感じが大好きでした。 ススキ野原には不思議な感覚があります。特に夕方になると、かくれんぼをしていて誰も見つけにきてくれなくて、もしかしてみんなもう帰ってしまったんじゃないかという不安感と寂しさにおそわれます。なぜなんでしょうね。 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ジュズダマ 畑谷川の中州で、ジュズダマを見つけました。固い実をつないで数珠にしたことからその名前が付けられたそうです。 子どもの頃、おばあちゃんとジュズダマの入ったお手玉で遊んだことを思い出しました。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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カタバミ科 | |
カタバミ 植え込みの中に黄色い花が咲いていました、カタバミです。黄色い花と、ハート形の葉が3枚並んでいるようすがかわいいですね。子どもの頃、カタバミの蕾を見つけると、よく噛んで遊びました。すると、マヨネーズの味がするんです!だまされたと思ってやってみてください。(念のために言っておきますが、決してお腹がすいていたわけではありません) 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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キク科 | |
ミヤマヨメナ 山道の傍に、白い菊の花を見つけました。車を降りてみてみると、濃い緑色の葉と白い花のコントラストがとてもきれいでした。 調べてみると、ミヤマヨメナのようです。ヨメナが秋に花を咲かせるのに対し、ミヤマヨメナは初夏に花を咲かせます。 この花は真っ白ですが、色のついたものを選別したのが栽培品種のミヤコワスレだそうです。 撮影地:西脇市日野町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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イワニガナ(別名ジシバリ) へそ公園の一角に、タンポポによく似た黄色い花が群生しています。よく見ると、タンポポよりも小ぶりで、丸い葉を持つ茎が地面を這うように広がっています。 地面を這って茂ることから、ジシバリ(地縛り)とも呼ばれるイワニガナです。 ふだんタンポポだと思っている花も、よく観察してみると実にたくさんの種類があるものですね。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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シロバナタンポポ 通勤途中の田んぼの畦に、白い花のタンポポを見つけました。シロバナタンポポです。私がふだん通っている道沿いでは、その一角だけに4株ほど生えているだけです。 図鑑によると関東以西特に九州地方に多いとされていますが、私は初めて見ました。花はセイヨウタンポポよりも少し大きく、周りが白で中心が黄色です。かわいらしい花ですが、見るからに繁殖力が強そうで、今後西脇でもタンポポと言えば白という時がくるのかもしれません。 もともとは暖かい気候を好む植物らしいので、西脇でシロバナタンポポが見られるのも温暖化の影響でしょうか・・・ 撮影地:西脇市上比延町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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セイヨウタンポポ 草むらのあちらこちらでタンポポの黄色い花が咲いています。花びらのように見える細長いものひとつひとつが花で、たくさんの花が集まって丸い形になっています。花の集まりを包んでいる緑のがくのようなものが反り返っているのが特徴です。 西洋では、たんぽぽの葉を生でサラダにして食べるそうですが、日本のセイヨウタンポポは苦みが強く、生で食べるのは少し難しいようです。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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セイヨウタンポポの綿毛 今は草むらのあちこちにタンポポの黄色い花が咲いていますが、その中に綿毛を見つけました。傘の骨のような毛の根元にタンポポの種子が付いていて、風に乗って遠くまで飛んでいきます。自分では動くことができない植物が生息範囲を広げるための工夫です。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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シャボン玉? タンポポの花もピークを過ぎ、綿毛がたくさん見られるようになりました。夕日を受けて光るたくさんの綿毛はシャボン玉のようですね。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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カンサイタンポポ 公園の芝生に生えているのはほとんどセイヨウタンポポですが、公園の外れのほうに行くと、カンサイタンポポが増えてきます。花の集まりである「総苞(そうほう)」の下側の緑の部分(がくのようなところ)を見れば見分けることができます。総苞の下側がくるんと反り返っているのがセイヨウタンポポ、反り返っていないものが日本のタンポポです。西脇周辺ではカンサイタンポポですが、カントウタンポポやトウカイタンポポ、エゾタンポポなど、地域によって少しずつ違うそうです。 カンサイタンポポの若い葉や茎は食べることができます。食べてみる? 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ニガナ へそモニュメントの下の斜面に、ニガナの花が咲いていました。50センチほどの高さに伸びた茎の先に、たくさんの小さな黄色い花がゆれています。よく見るととてもかわいい花です。花びらのように見えているのがそれぞれ花で、5〜7個くらいのものをニガナ、8個以上のものをハナニガナと言うのだとか。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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オオジシバリ へそモニュメントの建っている斜面に、小さなタンポポのような花がたくさん咲いていました。小型のタンポポかなと思ってよく見ると、茎が途中で枝分かれしていて、タンポポではないことがわかります。細い茎が地面をはって増えていくオオジシバリという種類です。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ヒメジョオン タンポポの花が終わる頃、背の高い草の先端に、白と黄色の小さなヒマワリのような花が目立ち始めます。北アメリカ原産のヒメジョオンです。細くて白い花びらのように見えるものと、中央の黄色い粒のようなものがそれぞれ花です。よく似た花にハルジオンがありますが、茎を折ってみて中まで詰まっているのがヒメジョオンで、まん中が空洞になっているのがハルジオンです。ヒメジョオンもハルジオンも芽や若い葉を食べることができます。食べてみる? 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ハハコグサとチチコグサ 草むらのあちこちに、黄色い毛玉のような花がたくさん咲いています。ハハコグサです。茎や葉には白い毛がたくさん生えています。春の七草のゴギョウとはハハコグサのことです。昔は草餅の材料にされていましたが、今はヨモギを使うことが多いですね。 右側の赤い花をつけているのがチチコグサです。ハハコグサに比べると少し地味ですね。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ブタナ タンポポによく似た黄色い花が背の高い茎の先に咲いています。ブタナです。葉もタンポポによく似て地面に放射状に生えていますが、色が濃く、まばらに毛が生えています。タンポポとの大きな違いは、茎が途中で枝分かれしていることです。ブタナという名前は、西洋での呼び名「ブタのサラダ」を訳したものだと言われています。(ブタのサラダってなかなかしゃれた名前ですね) 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ノアザミ へそモニュメントの下にある斜面の一角に、ノアザミがたくさん咲いています。草の緑の中に美しい赤紫の花が目立ちます。花の美しさと裏腹に、葉にはサボテンのようにするどい棘がたくさん並んでいて、うっかりさわるととても痛い思いをします。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ヒヨドリバナ 家の裏の土手で、秋の七草のフジバカマによく似た花を見つけました。しかし、調べてみたところ、フジバカマはほぼ絶滅状態で、植物園や庭に栽培されているものしかなく、自然に生えているものはほとんどないそうです。 これは、フジバカマによく似たヒヨドリバナという種類のようです。 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ハキダメギク 家の畑や道ばたに、花びらの小さな白い花をよく見かけます。近くから見ると、小さな白い花びらが3枚に分かれていて、かわいらしい姿をしています。 こんなにかわいい花ですが、ハキダメギクという少しかわいそうな名前がつけられています。植物の名前って、結構ストレートだったり、ひどい名前が多いですね。 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ヨメナ 秋になると、草むらや道ばたの斜面など、いろんなところに紫色の菊の花が咲きます。似たような花がたくさんあるのですが、これは、ヨメナだと思います。 ヨメナのナは「菜」のことで、春に生えてくるこの花の葉はおいしく食べられるそうです。来年の春が楽しみです。 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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セイタカアワダチソウ ここのところ、西脇では秋晴れの日が続いています。澄んだ青空にセイタカアワダチソウの黄色い花が揺れていました。 セイタカアワダチソウはもともと北アメリカ原産の帰化植物で、人の暮らしとともにどんどんその生活域を広げてきました。荒れ地にどんどん生えてくる強さには困りものですが、もともとは観賞用に植えられていたものだそうです。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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オオオナモミの実 畑谷川の草むらで、ひっつき虫の代表格、オオオナモミを見つけました。実の表面にびっしりと付いたカギ型のトゲがすごいですね。昔よく投げてくっつけ合いをしたことを思い出します。 ひっつき虫の代表と言っても、オナモミは粒が大きく、取りやすいのでアレチヌスビトハギやセンダングサに比べるとまだましですね。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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アキノキリンソウ へそ公園内で、アキノキリンソウが黄色い花を咲かせているのを見つけました。直径1.5pほどのかわいらしい花です。 草丈が30pほどの株もありましたが、花が終わりかかていたので、隣にあった小さな株を撮影しました。 来年は気をつけて花の時期に見に行ってみようと思います。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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コセンダングサ へそ公園でも、少し藪に入ると靴下やズボンにびっしりとひっつき虫がくっついていることが良くあります。 その代表的なものが細長い種子にとげが生えたセンダングサの仲間です。コセンダングサは、菊の花の中心部分だけのような花を咲かせ、花が終わると花火のように種子を広げて、動物や人が通るのを待っています。 ひっつかれないように注意しながら写真を撮りました。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ノジギク テラ・ドーム通信でヨメナを紹介して、ノジギクとの違いを説明しました。西脇周辺ではあまりノジギクを見かけることがないので、白い菊を見かけたら注意してみるようにしていました。 へそ公園の外れで、白い花をたくさん付けたキクを見つけました。葉の形や花のつき方から、ノジギクではないかと思いますが、もしかすると栽培種かもしれません。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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リュウノウギク 出会町の山の中で、白い菊を見つけました。ノジギクかなと思い写真を撮りましたが、三つに分かれた葉の形から、リュウノウギクのようです。 竜脳菊というすごい名前ですが、茎や葉に含まれる成分が、漢方薬やお香の原料となる竜脳に似たにおいがするためだそうです。 今度見つけたらにおいをかいでみようと思います。 撮影地:西脇市出会町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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コウヤボウキ 自宅の近くでおもしろい形の花を見つけたので、調べてみるとコウヤボウキでした。へそ公園でも見つけたので、写真を撮りました。花の形が線香花火みたいでかわいいですね。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:奥田 亜希子(地球科学館) |
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キキョウ科 | |
ホタルブクロ 家の近くの道路脇に、ホタルブクロの白い花が咲いていました。細長い釣り鐘型の花がたくさんぶら下がって咲くようすが特徴的ですね。ホタルブクロの名前の由来ですが、ホタルを捕まえてこの花に入れて遊んだという説と、東北の一部で提灯のことを火垂袋と呼んでいて、花の形が提灯に似ているからという説があるそうです。 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ツリガネニンジン 通勤途中、土手に薄紫色の花が咲いているのを見かけました。車を降りて近づいてみると、ツリガネニンジンでした。 花の形がお寺の釣鐘を想像させることと、根がニンジンのように太いことからこの名前が付いたようです。新芽はおいしく食べられるそうですが、根を食べられるという資料がないところを見ると、おいしくないのかもしれませんね。 撮影地:西脇市上比延町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ミゾカクシ 秋の田んぼの畦にかわいらしい花を見つけました。緑色の葉の中に、1cmほどの小さな薄いピンク色の花が目立ちます。 図鑑で調べてみたら、ミゾカクシという花でした。アゼムシロともいわれているそうで、名前のとおり溝をかくしてしまうほどびっしりと生い茂るそうです。 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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キジカクシ科 | |
ツルボ 加古川の河川敷で、薄紫の花が集まって咲いているのを見つけました。車を停めて写真を撮りました。ヒヤシンスのような花が特徴的ですね。 撮影地:黒田庄町福地 撮影者:奥田 亜希子(地球科学館) |
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キツネノマゴ科 | |
キツネノマゴ 家の駐車場のすみに、明るい緑色の葉をつけた植物が生えてきました。どんな花が咲くのか見てみようと思い、そのままにしておいたら、紫と白のかわいらしい花が咲きました。調べてみると、キツネノマゴでした。 (放っておきすぎて、草ぼうぼうになった駐車場・・・どこから手をつけてよいものやら(T-T) 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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キョウチクトウ科 | |
ツルニチニチソウ へそ公園近くの竹やぶで、足元に紫色の花が咲いているのを見つけました。5つに分かれた花びらがプロペラのような形に開き、中心が白くかわいらしい花ですね。 これは、キョウチクトウ科のツルニチニチソウです。その名のとおりつる状に1〜3メートルほどに茎を伸ばします。ヨーロッパ原産で、栽培用に輸入されたものが野生化したのものでしょう。 撮影地:西脇市上比延町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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キンポウゲ科 | |
ウマノアシガタ(キンポウゲ) 家の近く、川の堤防に鮮やかな黄色の花が風にゆれていました。ウマノアシガタという名前の植物ですが、キンポウゲという呼び名のほうが有名でしょうか。光沢のある黄色い花びらが春の日差しを受けて輝いています。美しい花ですが、葉や茎に毒があり、ふれると赤く腫れたり水ぶくれができたりします。注意しましょう。 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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セリバヒエンソウ 東京三鷹市の国立天文台で会議があり、参加しました。国立天文台は東京とは思えないほど緑がいっぱいで、森や草むらがたくさんあります。昼休みに散歩していると、見たことのない紫色の花がたくさん咲いていました。キンポウゲ科のセリバヒエンソウという草で、関東地方に多いそうです。中国原産の帰化植物で、野生化したのは最近のことのようです。そのうちに関西でもふつうに見られるようになるのでしょうか。 撮影地:東京都三鷹市 国立天文台内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ヒメウズ 石の多い日陰で、小さな白い花を見つけました。ヒメウズです。関東地方より西で、石垣の間などに咲いています。近づいてみるとなかなかかわいらしい姿をしています。花びらに見えるのはがくです。左側の花の上に見えているのは果実で、豆のさやのようなものが2〜5個ほど集まって実ります。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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センニンソウ 道路脇の藪に、白い花がたくさん咲いています。よく見ると、華やかできれいな形をしています。これは、センニンソウという種類で、花が終わると白い毛がたくさん生えた実をつけます。その毛が仙人の白髪を連想させることからこの名前がついたのでしょう。 十字型に開いた花びらのようなものはがくで、花びらはありません。細いものはおしべとめしべです。実がなるころにまた見に行きたいと思います。 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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イチリンソウ イチリンソウは、キンポウゲ科独特の切れ込みの深い葉の付け根から伸びた花芽の先に、真っ白な一輪の花を咲かせます。 花の大きさは直径5センチほどで、奥に写っているニリンソウと比べると大きいのがわかりますね。 撮影地:丹波市氷上町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ニリンソウ ニリンソウは、イチリンソウとよく似ていますが、2本の花芽を出し、二輪の花を咲かせます。 群生しているところでは、緑色に茂った葉と、小さな真っ白の花の色の対比が美しく、夜空の星のようにも見えます。 撮影地:丹波市氷上町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ケシ科 | |
ムラサキケマン 家の近くで、草むらの中にムラサキケマンの赤紫色の花を見つけました。とてもふしぎな形の花ですね。後ろ側に伸びた部分に蜜があるようで、写真を撮っているときもミツバチが忙しそうに花を移動していました。この植物も有毒で、食べると脳の麻痺や呼吸の乱れなどを起こします。 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ミヤマキケマン 棚田の石垣の下、溝の脇にミヤマキケマンの花が咲いていました。鮮やかな緑色の葉に黄色い花がよく目立ちます。 キケマンという名前は、黄色いケマンという意味ですが、ケマン(華鬘)とは、仏教でお寺の飾りに使われるもので、花の形が華鬘に似ているのでその名前が付いたそうです。(でも、華鬘ってどんなものかなと調べてみたら、うちわのような形のものがほとんどで、どう似ているのかわかりませんでした・・・) 撮影地:多可町加美区 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ゴマノハグサ科 | |
クチナシグサ へそ公園の水車のある庭園への道沿いに、白い花をたくさんつけた草が生えていました。 花の形からゴマノハグサ科であることはわかったのですが、名前は知りませんでした。調べてみると、クチナシグサという種類でした。実の形がクチナシの実に似ているからその名前が付いたそうで、確かにクチナシによく似た実がなっていました。 クチナシグサは、葉緑素を持っていて、光合成を行っていますが、他の植物の根に寄生して栄養を吸収する「半寄生植物」だそうです。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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オオイヌノフグリ 春を告げるコバルトブルーの花です。一面に星のようにゆれる姿は美しいですね。すっかり春の風物詩となっている花ですが、もともとはヨーロッパ原産で、明治から大正にかけて全国に広がったのだそうです。美しい花ですが、摘むとあっという間に花びらを落としてしまいます。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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フラサバソウ オオイヌノフグリが群生している脇で、鮮やかな緑色をした葉の中に、見落としてしまいそうなほど小さな水色の花を見つけました。拡大してみるとオオイヌノフグリに似たかわいい花ですね。これもオオイヌノフグリと同じヨーロッパ原産のフラサバソウです。こうしてみると帰化植物が多いことに驚かされます。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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タチイヌノフグリ 家の裏にある土手に、小さな青い花を見つけました。タチイヌノフグリです。花の色や形はオオイヌノフグリによく似ていますが大きさはかなり小さいです。また、オオイヌノフグリが地面を這うのに対し、立ち上がっていることから、タチイヌノフグリという名前がついたそうです。これもヨーロッパ原産の帰化植物です。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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オオカワヂシャ 家の近くの川で、水際に青い花がたくさん咲いているのを見つけました。花はオオイヌノフグリにそっくりですが、草の高さは50pほどもあり、たくさんの花をつけています。 これは、オオイヌノフグリと同じゴマノハグサ科のオオカワヂシャという植物です。その名のとおり、川辺やみぞなど、水の多いところに生えています。 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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トキワハゼ 草むらに、小さな花が咲いていました。拡大してみると、色や模様、形、どれをとってもおもしろい花ですね。とりあえず写真を撮って、後で図鑑で調べたところ、トキワハゼのようです。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ムラサキサギゴケ トキワハゼによく似たムラサキサギゴケを見つけました。トキワハゼよりも色が濃く、また少し湿ったところに集まって咲きます。遠くから見るとスミレの群生のようですが、近づいていくとこの花だったということがよくあります。コケのように這って成長するので、名前にコケがついていますが、コケの仲間ではありません。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ママコナ 西光寺山の中腹で、少し開けた明るい道の脇に、見慣れない赤紫色の花を見つけました。花の形や咲き方から、シソ科の何かだと思って調べてみましたが、シソ科ではなくゴマノハグサ科のママコナという花でした。 ご飯つぶのような実がなることから、「ままこ」という名前が付けられたそうです。 撮影地:西脇市西光寺山 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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マツバウンラン へそ公園の芝生の中や、モニュメントへの斜面などに、30cmほどもある高い茎の先に紫色のかわいらしい花を咲かせる植物を見つけました。毎年たくさん生えてくるのですが、テラ・ドームにある植物図鑑には載っていなかったので、名前がわかりませんでした。その後の調べで、マツバウンランという名前だということがわかりました。 北アメリカからの帰化植物で、ランという名前が付いていますが、ラン科ではなく、ゴマノハグサ科の植物です。その名前のとおり、松の葉のような細い葉がついています。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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キリの花 通勤途中で、背の低い桐の木が薄紫色の花を付けていました。桐の木は、たんすなどに使われることからもわかるように、結構大きな木なので、花は上の方にあり、なかなか近くで見る機会がないので、車を止めて見に行きました。 近くで見ると、結構特徴的な形をしています。トキワハゼを大きくしたような花だなと思っていたら、あとで調べるとトキワハゼと同じゴマノハグサ科であることがわかりました。 桐と藤はだいたい同じ時期に咲くのですが、新緑の中に揺れる淡い紫色は、日本を感じさせる優しい色ですね。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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サクラソウ科 | |
コナスビ 植え込みの中に小さな黄色い花が咲いていました。遠くから見てカタバミかなと思ったのですが、近づいて見ると違っていました。図鑑で調べると、コナスビでした。小さなナスのような実がなるそうです。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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オカトラノオ 家の横にある土手に、毎年オカトラノオが咲きます。房のようになった花の集まりが虎の尾に似ていることから付けられた名前です。よく見ると、ひとつひとつの花が整った形をしていてかわいらしいですね。 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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シソ科 | |
ホトケノザ へそ公園の草むらに美しいピンク色の花が咲いていました。向かい合ってついた葉が仏像の足下の蓮座に似ていることから、ホトケノザと呼ばれています。花もよく見ると仏像が手を合わせているように見えなくもないですね。身近なところに咲いている花もよく見ると美しいものがたくさんあります。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ヒメオドリコソウ ホトケノザ同じシソ科の植物です。花の形はほとんど同じですが、ホトケノザが先端に花をつけるのに対し、ヒメオドリコソウは葉の間から花が顔を出しています。先端の葉は赤紫色で、群れて咲きます。ヒメオドリコソウの名前の由来ですが、同じシソ科のオドリコソウに似ているけれど小さいところから来ているそうです。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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オドリコソウ 棚田の畦に、オドリコソウが咲いているのを見つけました。以前、滋賀県の伊吹山で見たことがあったのですが、へそ公園周辺では見かけたことがありませんでした。 へそ公園にもたくさん生えているヒメオドリコソウがこの花を小さくしたようだからという意味なのですが、花を見ると笠をかぶった踊り子さんが並んでいるようで、本当にふしぎな形ですね。この花も、白やピンク、薄紫などいろんな色のバリエーションがあります。 撮影地:多可町加美区 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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カキドオシ きれいな水が流れる水路の脇で、紫色の花を見つけました。最初はムラサキサギゴケだと思っていたのですが、よく見ると茎があって立ち上がっていました。これは、シソ科のカキドオシです。 春にはそれほど大きな草ではありませんが、夏になるとどんどん茎を伸ばして広がっていき、垣根を越えて広がっていくことから、垣通しという意味でこの名前が付いたのだそうです。 撮影地:多可町加美区 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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キランソウ へそモニュメントの足下に、キランソウを見つけました。紫色の花と、地面に張りつくように成長しているようすが特徴的です。別名ジゴクノカマノフタとも呼ばれています。ちょっと聞くとコワイ感じですが、薬草として使用されていたため、この草が地獄の釜にフタをして病人をこの世に追い返すという意味だそうです。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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トウバナ へそモニュメントへと続く遊歩道を歩いていると、足下に小さなピンク色の花をつけた草を見つけました。段々に咲く花を塔に見立てたトウバナです。ホトケノザやヒメオドリコソウなどと同じシソ科の植物です。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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アキノタムラソウ 家の近くの道ばたで、薄紫色の花が長い房状に咲いているのを見つけました。近づいてみると、シソ科らしい形をした花がたくさんついていて、とてもきれいでした。調べてみると、アキノタムラソウというシソ科の植物でした。 今年に入ってから身近な植物を観察するようになって、身近なところでも、本当にたくさんの種類の草花が咲いていることを知りました。(それと、その辺の草がみんなおいしそうに見える・・・) 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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メハジキ 加美町の荒れ地で、また初めての花に出会いました。ヨモギのような切れ込みの入った葉が段々に付いていて、葉の付け根にピンク色の花が咲いています。花を見るとシソ科のようです。 帰ってから図鑑で調べてみたら、メハジキというシソ科の植物でした。葉の付き方を見ると、1段ごとに90度向きが変わっています。これは、太陽の光を効率よく利用するための工夫です。生物の進化の不思議を感じますね。 撮影地:多可郡加美町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ウツボグサ 通勤路の脇で、紫色の花がたくさん咲いているところを見つけました。車を降りてみると、シソ科のウツボグサの群生でした。 昨年も家の近くでウツボグサを見かけたのですが、もう花が終わりの頃でしたが、今年は全盛期に見ることができました。まとまって咲いていると、なかなかきれいですね。 撮影地:兵庫県西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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シャクジョウソウ科 | |
ギンリョウソウ 5月4日に岡之山美術館との共催で、こどもの日ワークショップを行いました。木や枝を使った造形遊びをしたのですが、自然観察をかねて枝集めをしているときに、参加者のお子さんが「白いものを見つけた!」と教えてくれたので行ってみるとギンリョウソウが咲いていました。 葉緑素を持たない寄生植物で、下を向いて咲くようすが竜に似ているため、銀竜草(ぎんりょうそう)の名前がついたそうです。白くて葉もないようすがキノコに似ているため、ユウレイタケとも呼ばれます。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ジンチョウゲ科 | |
ミツマタの花 多可町加美区(旧加美町)の山道を走っていると、道路脇に茶色い枝に白くて丸い花の集まりがたくさん咲いているのを見かけました。車を降りて見ると、枝はみんな3本ずつに分かれています。 これは、和紙の原料として知られるミツマタの花です。ミツマタの名のとおり、枝が三つ又に分かれているのが特徴です。加美町は、杉原紙という和紙の産地で、栽培されていたものが野生化したものでしょうか。遠くから見ると白い花のかたまりが夏の打ち上げ花火のようでなかなかきれいです。 撮影地:多可町加美区 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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スイカズラ科 | |
スイカズラ へそ公園の奥にある岡之山公園を歩いていると、ツツジの木に絡んだツルに、白と黄色の花が咲いているのを見つけました。近づいてみると、ツツジを細くしたような形の花で、なかなかきれいです。 調べてみると、スイカズラというツル性の植物でした。白と黄色の花が咲いていることから、キンギンカとも呼ばれているそうです。しかし、花は最初から2色あるのではなく、最初は白い花が黄色く変色して2色になるのだそうです。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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スミレ科 | |
スミレ 雑草の生えた斜面を歩いていると、足下に紫色の花がたくさん咲いていました。スミレです。見渡すとあちらこちらに咲いています。独特の形と優しい色合いがとても美しい花ですね。スミレといっても、日本には約50種ものスミレ類があり、世界的にも有数のスミレ天国です。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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タチツボスミレ 公園内で花を探して歩いていると、道ばたにタチツボスミレが集まって咲いていました。薄い紫色のじゅうたんを敷き詰めたようです。昔、実家の裏山にもたくさん生えているヒミツの場所があり、春になるとよく見に行ったことを思い出します。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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シハイスミレ へそモニュメントの下、日当たりのよい斜面で赤紫色の小さなスミレがたくさん咲いていました。シハイスミレという種類です。葉の裏側が紫色をしていることから、「紫背(しはい)菫」の名が付いたそうです。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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アリアケスミレ 科学館へのアプローチの脇に、白いスミレがたくさん咲いていました。細長い葉と白い色から、アリアケスミレだと思います。スミレ類の分類はなかなか難しく、覚えられませんね。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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セリ科 | |
ヤブジラミ ニンジンのように細かく別れた葉があり、先端に小さな白い花が集まって咲いていますね。ヤブジラミの花です。花は美しいのですが、実には小さな棘がたくさんあって、服や動物の毛にくっついて運ばれる、いわゆる「くっつき虫」のひとつです。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ヤブジラミの実 先日小さな白い花を咲かせていたヤブジラミが実をつけていました。びっしりと生えた毛でひとや動物にくっついて運ばれ、生息範囲を広げます。草むらを歩いた後、ズボンや靴ひもにたくさんついていて、ひとつひとつ手で取って捨てた後、まんまと作戦に引っかかったことに気づきます。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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タデ科 | |
イヌタデ 公園の通路の脇に、イヌタデの花が咲いていました。ピンク色の粒を集めて、ままごとのご飯に使って遊んだりするため、アカマンマなどと呼ばれることもあるそうです。 同じタデ科のヤナギタデは、葉に辛みがあり、薬味として使われますが、イヌタデには辛みがなく、役に立たないことを表す「イヌ」をつけてイヌタデと呼ばれるようになったそうです。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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オオイヌタデ へそ公園の脇を流れる畑谷川。その中州にはいろいろな野草が生えています。その中に、薄いピンク色の粒をたくさんつけたオオイヌタデもたくさん生えていました。イヌタデに比べるととても大きくなり、中には高さ1mを超えることもあります。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ミズヒキ 家の裏の土手に、赤い小さな粒が並んでついている草を見つけました。近づいてみると、赤い小さな粒の先に、白くてかぎ型のめしべがついていて、小さな小さな魚のようでかわいらしいです。 これは、ミズヒキというタデ科の一種で、粒の上が赤、下が白いことから、紅白の水引を思い起こさせるのでこの名前が付いたそうです。 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ミズヒキの花 先日家の裏で見つけたミズヒキですが、晴れた昼間に見たら、小さな花が咲いていました。花だと思っていた小さな粒は実だったようです。 よく見ると4枚の花びらがあって、上半分が赤、下半分が白になっていて、とてもかわいらしいデザインですね。タデ科というと、イヌタデのように粒のような花ばかりかと思っていましたが、かわいい花をつける種類も多いんですね。 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ボントクタデ 先日家の裏で見つけたミズヒキによく似ていますが、近づいてみると花の形がちがっています。赤い粒の中にピンク色の小さな花がいくつか咲いていて、とてもかわいらしいです。 これは、ミズヒキと同じタデ科のボントクタデという種類です。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ボントクタデの花 ボントクタデの花のクローズアップです。ピンクのかわいい花ですね。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ミゾソバ へそ公園の奥、岡之山公園の脇を流れる畑谷川で、ピンク色のかわいらしい花を見つけました。ママコノシリヌグイによく似ていますが、花が大きく、葉の形も少し違いますね。これは、同じタデ科のミゾソバです。 その名の通り、川や水路などの水辺に生えます。ただし、溝のそばに生えると言う意味ではなく、花や葉の形がソバに似ていることから、ミゾソバの名前が付いたのだそうです。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ママコノシリヌグイ 道ばたの荒れ地に、ママコノシリヌグイの花がたくさん咲いていました。ピンクと白のかわいらしい花ですが、うっかりさわると痛い目にあいます。茎や葉に下向きの棘がたくさんあり、引っかかると大変です。 このトゲトゲでお尻をふかれたらたまったものではありませんね! 撮影地:多可郡加美町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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アイ 8月に行われた青少年のための科学の祭典で、藍染めをしておられたグループの方に、アイを譲っていただきました。2日間ほど水に生けて、節のところから芽が出たところで家の裏に植えました。その後、しっかり成長し、花が咲きました。 アイはタデ科の植物で、花はボントクタデによく似ていますね。種を取ったり、挿し木をしたりして増やして、来年には科学教室で藍染めをしたいと思っています。 撮影地:兵庫県西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ツツジ科 | |
コバノミツバツツジ 桜のピークが過ぎる頃、山のあちこちに鮮やかなピンク色の花が目につくようになります。コバノミツバツツジです。枯れ枝のような木に美しい花を付けて咲きます。テラ・ドームの裏手の岡之山公園には、たくさんのコバノミツバツツジが生えていて、時期になると山全体がピンク色に見えるほどです。花が終わるころになると、ミツバツツジの名のとおり、枝の先に鮮やかな黄緑色をした3枚の葉が成長してきます。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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コバノミツバツツジ2 桜が散り、少し淋しくなった公園内ですが、公園の南側にある岡之山公園は、ミツバツツジのピンクに覆われています。夕日に光るピンク色の花びらはとてもきれいでした。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ドウダンツツジ GPS測量で求めた東経135度と北緯35度の交点にある日本のへそモニュメントは、科学館前の小高い丘の上にあります。モニュメントへ続く石段の脇に植えられたドウダンツツジが、鈴のような形の白い花がたくさん揺らしていました。 ツツジというと、ラッパ型の花を想像しますが、ドウダンツツジもちゃんとツツジ科の植物です。秋には真っ赤に紅葉し、とてもきれいです。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ツユクサ科 | |
ツユクサ ツユクサは、名前のイメージからして梅雨時期に咲くものと思っていましたが、実際には秋に咲くものなんですね。漢字では「露草」が正しいそうです。秋の朝露に濡れて咲くという意味でしょう。 溝や田んぼの畦、公園の植え込みの中など、いろんな場所で鮮やかな青い花を見ることができます。緑の葉の中に星のようにちりばめられた青い花はやっぱりきれいですね。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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二色 草むらのツユクサの中に、ひとつだけ色が違うものを見つけました。一株全部ではなく、ひとつだけ違う色があって目立っていたので写真を撮りました。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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イボクサ 朝、散歩をしていると、田んぼの畔にピンクの花を見つけました。近づいてみると変わった形の花だったので写真を撮りました。小さな花のわりに茎を長く伸ばしていて、田んぼで太陽の光を浴びるために頑張っているのが分かりました。 撮影地:西脇市比延町 撮影者:奥田 亜希子(地球科学館) |
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ドクダミ科 | |
ドクダミ へそ公園の林の影に、ドクダミの白い花が咲いていました。独特の形をした花ですが、よく見ると美しい姿ですね。葉や茎を折るととても嫌なにおいがしますが、昔から十薬と呼ばれ、薬や茶として利用されてきました。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ナス科 | |
イヌホオズキ 草むらの中に、ナスの花を小さくしたような花が咲いているのを見つけました。よく見ると、直径1cm弱のナスのミニチュアのような実もなっています。 これは、ナス科のイヌホオズキという植物です。植物の名前に「イヌ」がついているものは、役に立たないものが多いのですが、イヌホオズキも山菜図鑑に載っていないことから、毒はないもののおいしくないのでしょう。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ナデシコ科 | |
ノミノツヅリ へそ公園内で、ツメクサによく似た植物を見つけました。ツメクサと比べると、とがったがくが星形になっています。また、葉が小さく、細長くありませんね。 調べてみると、ノミノツヅリという種類でした。ツヅリとは、粗末な着物の意味があるそうですが、小さな葉をノミの着物に例えての名前でしょうか。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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カワラナデシコ 草の生えた斜面に、鮮やかなピンク色の花が咲いていました。近づいてみるとカワラナデシコでした。通り雨のしずくが花びらの上で光っています。深く切れ込みの入った花びらが特徴的で、一見すると栽培種のようですが、日本古来の野草で、大和撫子とはこの花のことを意味しているそうです。 カワラナデシコの名のとおり、本来は河原などに多く生えていますが、道ばたの斜面や海辺などにも生えています。 撮影地:多可郡加美町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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コハコベ 小さな白い花をつけるハコベ。春の七草のひとつです。学名のStellariaは、星を意味するラテン語の「stella」から来ているそうです。緑の草むらに白い花がたくさん咲いているようすは、星空のようできれいです。昔は食用にされていて、ビタミンBやCがたくさん含まれているそうなので、今度食べてみようかな? 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ハコベ ハコベの小さな花を拡大してみました。花びらは10枚に見えますが、よく見ると先端が2つに割れた5枚であることがわかります。虫めがねを持ってゆっくり散歩してみてください。身近なところにも、ハッとするほど美しいものがたくさん見つかるでしょう。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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オランダミミナグサ ハコベによく似た花をつけるヨーロッパ原産の野草です。オランダミミナグサも先が2つに割れた5枚の花びらをつけますが、コハコベよりも大きく、また葉や茎が毛で覆われています。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ツメクサ 芝生の中に、小さな白い花を見つけました。よく見ると、ハコベによく似た花ですが、葉の形や花びらがふたつに割れていないなど、違う種類のようです。 図鑑によると、ツメクサという植物のようです。シロツメクサはマメ科ですが、このツメクサはハコベと同じナデシコ科の植物です。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ミミナグサ サイエンス講座の植物観察で、ミミナグサを見つけました。 へそ公園でよく見られるオランダミミナグサと比べると、小ぶりで毛が少なく、かわいらしい印象を受けます。 撮影地:西脇市出会町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ハマウツボ科 | |
ナンバンギセル 家の裏山の奥に、少し開けた場所があります。そこに生えているススキの根本に、白と紫色の変わった形の花がたくさん咲いていました。ナンバンギセルです。名前の通りキセルにそっくりな形をしていますね。 地面から伸びた茎の先に、筒状の花がついています。中をのぞくと、濃い紫色の花びらの奥に黄色いめしべが見えます。この植物は寄生植物で、ススキの根によく寄生するそうです。ススキが生えていたら、その根元をそっとのぞいてみてください。 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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バラ科 | |
ヘビイチゴの花 草むらの中に、カタバミによく似た黄色い花が咲いていました。近づいてみると、カタバミではなく、ヘビイチゴの花でした。ヘビイチゴという名前が少し気持ちが悪いですが、毒はありません。ただし、甘みもなくおいしくはないそうです。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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へそ公園の桜 へそ公園内にも桜の木があります。ソメイヨシノとヤマザクラ、そして八重の桜が時間差で咲くので、長い間楽しむことができます。寒い冬を乗り越え、一斉に花を咲かせる桜は、昔から日本人が最も好む花のひとつです。そして、春の風に舞う花びらのはかなさは、とても印象的ですね。 この写真は、ソメイヨシノの花です。ところで、全国で咲いているソメイヨシノは、明治時代に東京の染井(現在の豊島区巣鴨付近)の植木屋が売り出したものです。そして、桜は接ぎ木で増やすため、全国のソメイヨシノが同じ遺伝子を持ったクローンであるということは、意外と知られていません。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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へそ公園の桜その2 上の写真を撮った日は曇だったのですが、翌日は午後からよい天気に恵まれ、気温も上がったため、昨日よりもたくさんの花が咲きました。青空に映える桜色、本当にきれいですね。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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へそ公園の桜その3 桜の花のクローズアップです。美しい色や調和のとれた形、自然の造形美に驚かされますね。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ヤマザクラ ソメイヨシノが散り始める頃、ヤマザクラが咲き始めます。桜色一色に咲きほこるソメイヨシノとちがい、赤い葉と薄い花の色が合わさり、何とも言えない美しさです。私はソメイヨシノよりヤマザクラの方が好きです。(それに、何か美味しそうな感じがしませんか?桜餅みたいで…) 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ヤマザクラ へそ公園の桜はピークを過ぎてしまいましたが、私の住んでいる西脇市住吉町というところは少し標高が高いので、今がいちばんのピークです。山のあちこちにヤマザクラが咲いています。赤い葉と白い花の色合いがとても綺麗ですね。 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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八重桜 ソメイヨシノが散るころ、八重桜が咲き始めます。へそ公園にも何本か生えていて、濃いピンク色の花を咲かせています。近づいてみるととてもきれいで、サクラがバラ科であることにうなずいてしまいます。 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ユキヤナギ へそ公園内でユキヤナギが真っ白く咲いていました。枝全体が白い花に包まれるようすはとても綺麗ですね。ユキヤナギはバラ科の植物ですが、小さな花ひとつひとつを見てみると、それぞれにとても美しい形をしていますね。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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キンミズヒキ へそ公園の裏口から続く道沿いに、黄色い花が細長い房状に咲いて揺れていました。キンミズヒキです。近づいてみると、小さな花がそれぞれ整った形をしていて、ユキヤナギを思わせます。実はどちらも同じバラ科の植物です。 キンミズヒキの実もひっつき虫で、動物にくっついて運ばれるため、道沿いに生えていることが多いそうです。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ウワミズザクラ へそ公園の裏側に、岡之山公園というところがあります。道ばたで、白い房状の花を見かけました。草の花だと思ったのですが、近づいてみるとユキヤナギのような花と、桜の葉に似た葉があり、木の花だということがわかりました。ふと見上げると結構な大木で、白い花がたくさん風に揺れていました。 恥ずかしい話ですが、何年もこの道を通って通勤していたんですが、初めて気づきました。図鑑で調べたところ、ウワミズザクラという桜の一種でした。身近なところにも知らない花がたくさんありますね。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ヒガンバナ科 | |
ヒガンバナ 毎年秋のお彼岸の頃になると、田んぼの畦に一斉に赤い花をつけるヒガンバナ。季節の移り変わりを感じさせてくれる花です。花が終わると葉をのばし、ほかの草たちが枯れている冬の間に太陽の光を浴びて栄養をため、また次の秋に花を咲かせます。 ヒガンバナの鱗茎(球根のようなもの)にはアルカロイドという毒があり、そのまま食べると中毒になります。しかし、食糧難の時には鱗茎を水にさらして毒を抜き、餅にして食べたそうです。怖いので、食べてみようとは思いません。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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キツネノカミソリ 加美町の林道を走っていると、道の脇にきれいなオレンジ色の花を見つけました。ユリより小さく、葉はありませんが、地面から伸びた茎の先に鮮やかな花が咲いています。薄暗い林道の中でひときわ目立っていました。 この花は、ヒガンバナ科のキツネノカミソリです。春に葉を出し、まわりの草が茂るころには葉が枯れて、花の茎を伸ばし、8月中旬ごろに花を咲かせます。 撮影地:多可郡加美町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ヒメハギ科 | |
ヒメハギ 岡之山公園の草むらに、鮮やかな赤紫色の花を見つけました。スミレかなと思って近づいてみると、鳥が羽を広げたような形で、冠のようなものがついたとても変わった花でした。私自身は初めて見たので、もしかして新種では!?などと少し興奮しましたが、野草図鑑にしっかり載っていました。残念(x_x)。 正体は、ヒメハギという植物でした。羽を広げたような部分はがくで、中央の筒状の部分が花びらで、その先端が細かく別れて写真のようにふしぎな形になっているそうです。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ビャクダン科 | |
カナビキソウ 他の植物の栄養で成長する寄生植物には、自分では全く光合成ができない「全寄生植物」と、他の植物に寄生しながら光合成も行う「半寄生植物」があります。 カナビキソウも半寄生植物の一種です。白い星型の花に見える部分はガクで、その中にあるのが花です。 ガクは3枚や4枚のものもあるそうです。 撮影地:西脇市出会町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ヒルガオ科 | |
マルバルコウ 何日か前から姉の犬をあずかっていて、朝夕の散歩が日課になっています。朝のすこしひんやりした空気に秋のにおいを感じます。草たちも敏感に感じ取っているのでしょう。夏には見られなかった花たちが色々見つかります。 道ばたの藪に、直径2pほどで鮮やかな赤とオレンジの朝顔のような花がたくさん咲いていました。アメリカ原産のマルバルコウという種類で、朝の散歩の時にはきれいに咲いていますが、夕方の散歩の時にはしぼんでいます。 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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フウロソウ科 | |
アメリカフウロ へそ公園の南駐車場のまわりの土手で、小さなピンク色の花がたくさん咲いていました。北アメリカ原産のアメリカフウロです。淡いピンク色の花と、大きく切れ込んだ独特の葉が特徴的です。ゲンノショウコによく似ていますが、花が小さいことと、葉の切れ込みが大きいことで区別できます。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ゲンノショウコ 草むらの中に、たくさんの濃いピンク色の花が咲いています。フウロソウ科のゲンノショウコです。花が終わるとフウロソウ独特の針のような果実をつけます。(写真右側に写っています) ゲンノショウコという名前は、この草が下痢止めの薬として使われていて、その効き目が確かなことから「現の証拠」という意味でつけられたのだそうです。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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マメ科 | |
カラスノエンドウ カラスノエンドウの花も、よく見るととても美しいものです。5月ごろになると、小さな豆が実ります。そのさやを使って豆笛が作れるので、子どもの頃は「ピーピー豆」と言ってよく遊んでいました。(あ、今も見かけたら遊んでいるような気が…<(^_^;) 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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スズメノエンドウ カラスよりも小さいという意味で、スズメノエンドウという名前がついた草です。薄い紫色の花が枝の先に集まって咲きます。実は毛に覆われたさやに2つぶずつ豆が入っています。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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カスマグサ カラスノエンドウとスズメノエンドウの間ということで、「カ」「ス」「間(マ)」草という、冗談のような名前です。その名のとおり、花も実もカラスノエンドウとスズメノエンドウの中間くらいの大きさです。カラスノエンドウの中をよくさがしてみてください。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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クローバー へそ公園の芝生の中に、たくさんのクローバーが生えています。芝生よりも濃い緑色で、とてもきれいです。昔から四つ葉のクローバーは幸せを呼ぶとされ、来園者の方が探している姿をよく見かけます。よく見ると結構たくさんあります。そして中には4枚以上のものもあります。今まで最高6枚葉のクローバーを見つけた方がおられました。皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょう。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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シロツメクサの花 クローバー畑に花が咲き始めました。この花をつんでアクセサリーを作ったりして遊んだ方も多いのではないでしょうか。花びらに見える細いものひとつひとつが花で、たくさんの花が集まって丸い形になっています。 今はどこにでも生えているシロツメクサですが、実はヨーロッパ原産の帰化植物で、オランダからガラス製品を送るときにクッション材として枯れ草を詰めて送られていたものが帰化したのだそうです。「詰め草」の名前はそこから付けられたのだとか。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ムラサキツメクサ 5月中旬頃から、道ばたや田んぼの畦にムラサキツメクサがたくさん咲きます。シロツメクサよりも大きく、かわいらしいピンク色の花ですね。近くで見るとなかなかきれいです。 もともとはヨーロッパ原産の植物で、明治の初め頃に日本に入ってきたそうです。 アカツメクサと呼ばれることもありますが、ムラサキツメクサが正しい呼び名のようです。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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コメツブツメクサ クローバよりも小さな葉が茂っているところに、よく見ると小さな黄色い花が咲いていました。近くで見てみると、シロツメクサの花を小さくして黄色くしたようなかわいい花であることがわかります。これはコメツブツメクサで、シロツメクサと同じヨーロッパ原産の帰化植物です。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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レンゲソウ テラ・ドームのそばの田んぼ一面にレンゲソウの花が咲いていました。春の美しい光景ですね。レンゲソウはマメ科の植物で、植物の生長に必要な空気中の窒素分を根にためておくことができます。田んぼにレンゲソウをまき、その栄養を稲作りに役立てるという、とても合理的な方法でしたが、最近は化学肥料に押されて一面のレンゲ畑をあまり見ることがなくなってしまいました。ちょっと淋しいですね。 撮影地:西脇市上比延町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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タマザキクサフジ 昨日の西脇周辺は梅雨の中休みでさわやかな天気に恵まれました。私もたまたま休みだったので、久々に西脇市最高峰の西光寺山(713m)に登ってきました。 登り口の中畑林間ファミリー園で、かわいいピンク色の花がたくさん咲いていました。初めて見る花でしたが、ヨーロッパ原産で近年急速に野生化しているタマザキクサフジでした。クサフジと言うよりは、レンゲソウ<に似ていますね。 撮影地:西脇市中畑町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ナヨクサフジ へそ公園横の加古川で、クサフジの花を見つけました。青、赤、紫など、グラデーションで色がついたとてもきれいな花が房状に咲きます。 写真は、クサフジの中でも、ナヨクサフジという外来種で、もともとは畑にすき込んで肥料にするために輸入されたものが、野生化して全国に広がっているそうです。 撮影地:西脇市大垣内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ミヤコグサ 緑色の葉に、鮮やかな黄色の花を咲かせるミヤコグサです。加古川の河川敷の草むらに、かたまって咲いていました。 とても鮮やかですが、日本古来の種で、京都に咲いていたことから「ミヤコグサ」の名前がついたそうです。 撮影地:西脇市大垣内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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コマツナギ アキノタムラソウの咲いていた草むらに、ピンク色の花が房状に咲いているのを見つけました。マメ科特有の花の形をしています。調べてみると、コマツナギという種類でした。 コマツナギは、根がとてもしっかりしていて、茎も固いため、簡単には引き抜けません。馬をつないでも大丈夫という意味で、「コマツナギ」の名が付いたのだそうです。 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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アレチヌスビトハギ へそ公園の南側にある草むらで、ピンク色の花がたくさん咲いているのを見つけました。マメ科独特の花の形をしていますね。これは、アレチヌスビトハギの花です。「ヌスビト」とは「盗人」のことです。こんなにかわいい花なのになぜそんな名前が付けられたかというと、この植物、代表的なひっつき虫だからです。 こっそりひっつくイメージから、盗人という名前が付いたのでしょう。皆さんも、一度や二度はこれにひっつかれたことがあるでしょう!動物や人にくっついて生活範囲を広げていく生きる知恵ですね。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ハギ 中秋の名月の日、ススキとハギを飾りお月見をする風習があります。へそ公園にもハギの花が咲いています。 ハギにもいろいろな種類があって、葉に生えた毛やがくの形、実の形などで見分けるようですが、かなり難しいです。たぶんこれはヤマハギではないかと思うのですが・・・ 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ハギの花 ハギは草ではなく、低木に分類されますが、マメ科の一種です。花をよく見ると、マメ科独特の形をしていることがわかりますね。 ハギは、秋の七草のひとつです。ほかには、クズ、ススキ、オミナエシ、フジバカマ、ナデシコ、キキョウがあります。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ムラサキ科 | |
キュウリグサ オオイヌノフグリやスミレ、タンポポに混ざって、小さなかわいい花が咲いています。スカイブルーにまん中が黄色のこの花は、キュウリグサの花です。芽の部分をこするとキュウリのにおいがするため、キュウリグサという名前がついたそうです。実際にやってみたら、確かにキュウリのにおいがしました。(それにしても、最初にそれを発見した人はいったい誰なんだろう…) 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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オオルリソウ 道沿いに、鮮やかな青い花を見つけ、車を止めました。近づいてみると、ムラサキ科特有の花が草の先端にたくさん咲いています。 帰ってから調べてみると、オオルリソウという種類でした。 くるりと巻き付いた枝の先端にたくさんのつぼみがついていて、根元から順番に咲いていくのがわかります。 撮影地:多可町加美区 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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モウセンゴケ科 | |
モウセンゴケ 東条湖の周辺で、植物化石が見つかると聞いて探しに行きました。神戸層群の植物化石をいくつか見つけましたが、化石採集のあと、斜面をよく見ると、モウセンゴケがたくさん生えていて、小さな白い花を咲かせていました。 モウセンゴケは、葉から粘着質の液を出して昆虫を捕まえて栄養とする「食虫植物」の代表格ですが、高山の湿地などに行かないと見られないものだと思っていましたので、こんな近所で見られるというのは少しびっくりしました。 コケという名前が付いていますが。コケではなく、モウセンゴケ科に属する被子植物です。 撮影地:兵庫県加東市(旧東条町) 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ユリ科 | |
ササユリ 私の住んでいる住吉町は、西脇の中でも特に山の中で自然が多いところです。町内の道ばたで、ササユリの花が咲いていました。栽培種と違い、とても優しいイメージの美しさを持っています。ササユリの名前は、葉が笹の葉に似ていることから来ています。ササユリを根ごと持ち帰ってしまう人が後を絶たないそうですが、自然の中で咲いているからこそ美しいと思うのですが・・・ 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ニラ 田んぼの畦に、白い小さな花がたくさん咲いていました。ノビルかなと思ったのですが、花の数や形から、後でニラの花であったことがわかりました。恥ずかしいのですが、ニラの花って初めて見ました。 いつも食べている「ニラ」はこの花茎の下の方にある葉の部分です。さすがに誰かの田んぼに生えているものを勝手に採ってくるわけに行きませんので、食べたい方はスーパーで買いましょうf^_^; 撮影地:多可郡加美町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ショウジョウバカマ 加美区の岩座神(「いさりがみ」と読みます)地区は、昔からの棚田で有名なところです。谷あいに沿って何段にも重なる棚田を見ていると、そこだけ時の流れがゆっくりに感じるふしぎな場所です。 そんな岩座神の道ばたで、ショウジョウバカマの花を見つけました。放射状に広がった葉の真ん中から茎が伸びて、その先にかわいらしい花を咲かせます。ピンクや白、紫など、色のバリエーションがあり、集まって咲いているとなかなかきれいです。 撮影地:多可町加美区 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ラン科 | |
ネジバナ 公園の芝生のあちこちに、ネジバナが咲いています。ピンク色の花がらせん階段のように咲いている姿はとてもかわいらしいですね。ネジバナは芝生や草原など、日当たりのよいところによく生えています。見つけたら、一度よく観察してみてください。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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キンラン キンランは日本の野生蘭の一種で、白い花を咲かせるギンランに対し、黄色の花をつけるのでキンランと呼ばれています。 近年その数が激減していて、兵庫県レッドデータブックではCランク(準絶滅危惧種)に指定されています。 洋ランと比べて控えめで山野草として人気がありますが、人工栽培は極めて難しく、庭に植えてもほとんどの場合枯れてしまいます。もし見つけたとしてもそっとしておいてほしいものです。 撮影地:西脇市出会町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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その他 | |
土筆 「土筆」と書いてツクシと読みます。その名のとおり土から筆がニョキッと生えているようですね。ツクシはスギナという植物の繁殖の役割をするいわば花のような部分で、先の部分から緑色の胞子を出します。昔からツクシは春の味として食用にされてきました。食べてみる? 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ワラビ 土筆とともに春の山菜の代表格であるワラビです。草むらのあちこちにいっせいに生えてきます。空に向かう新たな命の息吹ですが、春の味として昔から親しまれてきました。食べてみる? 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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スナゴケ 岡之山公園を歩いていると、石垣の上にコケが生えていました。近づいてみると、とても綺麗だったので写真を撮りました。後で調べてみると、スナゴケという種類のようです。写真を撮ったときには濡れていたので開いていますが、乾くと閉じてしまうそうです。 撮影地:へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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チャアミガサタケ 家の裏の土手をふと見ると、チャアミガサタケがたくさん生えていました。 見た目はかなり気持ち悪いのですが、図鑑によるとフランス料理では高級キノコとして食べられるそうです。食べてみる? 撮影地:西脇市住吉町 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ヒナノヒガサ 今日は梅雨の中休み。蒸し暑い1日です。昨日までの雨でしめった公園の斜面に、とても小さなオレンジ色のキノコを見つけました。傘の直径は5mmくらいで、とてもかわいらしい姿ですね。 図鑑で調べてみたら、ヒナノヒガサという種類のようです。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |
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ヒメホコリタケ テラ・ドームの事務所を出たところ、芝生の中にお菓子の「乳ボーロ」をばらまいたようなものがありました。近づいてみると、白くて丸いきのこでした。 これは、ヒメホコリタケの若い菌です。茶色くなってまんなかに穴が開いたものを踏むとホコリのような胞子が吹き出します。子どもの頃、よく踏んで遊んだものです。 撮影地:日本へそ公園内 撮影者:高原 摂竜(地球科学館) |